結論は「通えます」。
むしろ書道は相性が良い場合が多いです。
てらこや書道教室には、元気いっぱいで落ち着きがないと言われるお子さんもたくさん通っています。
最初は5分も集中できなかった子が、気づけば30分以上も筆を握っていた…なんてことも珍しくありません。
その秘密は、「無理に静かにさせない」こと。
まずは筆の感触や墨の匂い、紙に広がる線の面白さを楽しんでもらいます。
「字を上手に書く」という目標よりも先に、「書くってなんだか面白い!」という気持ちを持ってもらえます。
書道は、鉛筆よりも筆の方がゆっくり動かさないと線がきれいに出ないので、自然と動作が落ち着いてきます。
筆を持って紙に向かう時間は、呼吸もゆったりし、心が静かになる時間です。
この「ゆったりモード」に慣れることで、学校生活や家庭でも落ち着きや集中力が少しずつ増していくお子さんもいます。
そして何より、褒められる経験が多いこと。
書き上げた作品を見て「ここがよくできたね!」と具体的に伝えることで、お子さんのやる気がぐっと高まります。
落ち着きのなさは、興味や成功体験の少なさから来ることもあります。
書道を通して「自分にもできる!」という気持ちが芽生えると、自然と机に向かえるようになっていきます。
だからこそ、「うちの子は落ち着きがないから無理」と諦める必要はありません。
広島市安佐南区にあるてらこや書道教室は、子どものペースを尊重し、楽しみながら集中できる環境を整えています。