手紙や書類を書くとき、自分の文字にどこか幼さを感じてしまう大人は少なくありません。
文字に大人っぽい凛とした表情をつける鍵は、実は「トメ」と「ハネ」の角度に隠されています。
一般的な書道やペン字において、最も美しく見えるハネの角度は「斜め45度」という明確な基準が存在。
垂直に落ちてきた線を真上や真横に跳ねてしまうと、どうしても文字の重心が崩れて幼い印象になりがち。
綺麗に跳ねるための具体的な手順は、まず線の終わりで一瞬だけペン先を左下に「トン」と静止させます。
紙にしっかり力を受け止めさせてから、斜め45度の方向へ向かって、スーッと力を抜きながら払っていく。
この「一度止めてから45度に抜く」動作を入れるだけで、線の先端に鋭さと安定感が生まれます。
また、「トメ」に関しても同様で、線の終わりで軽く紙を押し返すように角度をつけるのが基本テクニック。
例えば「木」や「本」といった漢字の縦線を止めるとき、最後にほんの少しだけ右下に力を加えて止める。
この「45度の打ち込みと押し返し」を意識するだけで、普段のボールペン字が格段に引き締まります。
仕事でのメモ書きや礼状など、日常のあらゆる場面で即座に活用できる一生ものの手書きスキル。
角度のルールさえ手で覚えてしまえば、どんなペンを持っても自信を持って美しい文字が書けるでしょう。
広島市安佐南区にお住まいの方はぜひご相談ください。